2014年11月29日放送 『新井英一の世界vol.289』

 テレビで知りました、四条通の拡張工事、いよいよスタートしたようですね。つい先日、私が通った時は、そんな気配、何にもありませんでしたので、まだピンと来ていません。でも確かに、四条通り、決して歩きやすいとは言えませんよね、特に急いでいる時なんか、なかなか進まない前方にイライラすること多くて、現在の倍近く、歩道を広げてもらえることは、歩行者とすればとても有り難いです、でも、「今のままでいいじゃない」、そう思う理由もあるんです、…実際ご覧になった方、いらっしゃいますでしょうか、私、市バスに、当番組『新井英一の世界』の看板を掲げて走ってもらっているんです。

 京都・市バス、全部で何百台あるのか存じませんが、その中のたった1台が「新井英一の世界」の看板をお腹に付けて、もう4年になりますね、市内の要所要所を毎日走っているんです。私自身まだ一度も遭遇していないだけに、あの白い看板、たまにはキレイに拭いてもらってるだろうか、今日はどれだけの人に見てもらえたのかな、頭の片隅でいつも気にしています。

この看板ですが、幅2mのまっ白なベースに、『新井英一の世界』と黒い文字が入っているだけの簡素なものです。一応、ラジオカフェのロゴマークと、放送時間も小さく入れてはおりますが、一見何のコマーシャルかわからない、よほど目で追わない限り、ラジオ番組の宣伝とは気づかないと思います。新井英一を知っている人なら、彼がどうしたのか、知らない人は「何かしら?」…京都中に疑問を振りまきたいんです。

 頭の中で四条通を繰り返し歩き、「歩道から見るとこんな感じ」とイメージして作ったデザインです。来年末完成予定の四条通、新しい歩道になったらデザインを変えないといけなくなるかもしれません。バスも真ん中から乗るタイプの新型にどんどん切り替えられていますから、幅2mの看板もそろそろという気もします。ウソかマコトか、一部の女性達の間で、新井英一のバスに遭遇すると幸せになれる、そんなジンクスがあるそうです。確かに四つ葉のクローバー並みの確率です、私を含めて、…ホント、そうなるといいですね。

 12月は何かとザワザワする月だから、落ち着いたラブソングなんか聴きたいわとお声がありました。では次回から入るとして、本日はごく最近ライブで聴いたものからピックアップしています。今週2曲目です。唄・新井英一、『横浜ホンキートンク・ブルース』。


今週の曲紹介
暗い日曜日』(アルバム「生きる」より)
『横浜ホンキートンク・ブルース』(アルバム「NewYorkへの旅」より)

( Photo by (c)Tomo.Yun )http://www.yunphoto.net  
放送時間14分


『新井英一の世界vol.289』の再放送は、12月1日(月)午後3時〜、12月2日(火)夕方6時30分〜です。